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サイネージ選びのヒント

サイネージ選びのヒント

サイネージディスプレイは、街中の広告(公共施設や店頭、交通機関など)様々な場面で使われるようになりました。

最近では商品数もかなり増え、様々な大きさや性能のサイネージディスプレイが販売されています。

導入してみたいけど、どれを選べばいいのか迷ってしまいませんか?

 

今回は以下の内容で「どのサイネージを選ぶか」を決めるためのポイントをご紹介します。

①どんな機能が屋外利用の場合に必要なの?~設置場所で選ぶ~

②テレビでもサイネージの代用は出来るの?

③画面焼けが起こらないサイネージとは?~配信内容で選ぶ~

 

街中のサイネージ

 

①どんな機能が屋外利用の場合に必要なの?~設置場所で選ぶ~

 

■屋内

利用場所:本社、支店のエントランス、事務所

防水防塵機能:不要

輝度:400cd/m²~1000cd/m²程度

ディスプレイ:奥行がなく、すっきりとした印象で設置するのに薄型・軽量の有機ELディスプレイがオススメです。

安価に抑えたい場合は、テレビモニターでも代用可能です。

 

■屋外

利用場所:建設現場の仮囲い、朝礼会場

防水防塵機能:必要

輝度:1500cd/m²~2000cd/m²程度

ディスプレイ:輝度が高い、液晶ディスプレイがオススメです。

※有機ELは液晶に比べて輝度が暗い為、屋外の自然光の下では不向きです。

 

 

〈防塵防水機能について〉

防塵防水の保護性能を表す表記として使われるIPですが、IPとはIngress Protection(侵入に対する保護)のことで、機器内部への塵や水の侵入にどれだけ耐えうるかを表しています。 IP規格とは、電子機器の防塵・防水性能を表す国際的な規格です。

「IP55」というように等級で記載され、一つ目の数字は防塵性能を表し、二つ目の数字は防水性能を表します。

 

屋内使用:不要

屋外使用:雨・風・粉塵にさらされる為、必要

 

◆防塵

防塵性能については、0から6まで7段階の等級があり、サイネージ機器に関する等級は5の「粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない」と、最高レベルである6の「粉塵が内部に侵入しない」の2つで作られているのが一般的です。

 

◆防水

防水性能については、0から8まで9段階の等級があり、滴下水から水没までの性能を規定しています。サイネージ機器だと3~6の間で作られているのが一般的です。

 

 

〈輝度について〉

ディスプレイの画面の明るさを数値で表したもので、数値が大きいほど明るく、小さいほど暗いということを意味しています。

輝度が高いほど明るくなり色も鮮やかに綺麗に映し出され、視認性も上がります。

また、輝度の高さで価格も比例して上がっていく傾向にあります。

 

屋内使用:  400cd/m²~1000cd/m²程度 (一般的な庭用テレビの輝度:350~500cd/㎡)

屋外使用:1500cd/m²~2000cd/m²程度

 

輝度

 

②テレビでもサイネージの代用は出来るの?

 

サイネージは映像や音楽を使用したコンテンツを表示するツールです。

モニターを使用するため、テレビのモニターでも代用できるのではと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

安価に済ませたい、すでに所有しているテレビを活用したい、、条件付きで利用が可能となります。

まずは、サイネージとテレビの違いについて見ていきましょう。

 

「サイネージ」

サイネージとは看板や標識といった意味があり、デジタルサイネージは電子看板、電子掲示板を表します。

・テレビより明るい画面を用い、目立ちやすくしているのが特徴です。

・防塵防水機能を持ち、屋外でも利用できるタイプがあります。

・縦方向の設置にも対応し、24時間連続稼働が可能なモデルもあります。

 

「テレビ」

・ご家庭などでテレビ番組や映画を見たり長時間視聴するためのもので、目に負担をかけないように適度な明るさに保たれています。

・防塵防水機能は無く、画面の明るさも抑えられているため屋外で使用することはできません。

・設置は横方向のみの想定で、一般的に縦方向で使用することは無く、設置環境が屋内に限られるため、薄型軽量を重視しており耐衝撃性は高くありません。

 

サイネージとテレビ

 

違いはいくつかありますが、条件を満たす場合はテレビモニターでも代用できる場合がございます。

 

・屋内(事務所内等で使用時)で、横方向設置

・HDMI端子またはUSB端子がついている

利用方法は、2通りあります。

(1)HDMIとSTBを利用する:テレビに付いているHDMIにSTBを接続してコンテンツを配信する方法です。

STBを活用することで、インターネット経由でコンテンツを配信することが可能です。

(2)USBを利用する:テレビに付いているUSB端子にUSBを接続してコンテンツを配信する方法です。

テレビにUSB端子が搭載されていて、かつテレビ側にUSBメモリー内の画像や映像を再生する機能が搭載されている場合に利用できます。

 

このように、設置場所や仕様によってはテレビモニターを代用することは可能です。

 

 

③画面焼けが起こらないサイネージとは?~配信内容で選ぶ~

 

■静止画や画面変化の少ないコンテンツを配信

画面焼け(固定表示部分が画面上に残像として残る現象)が起こらない液晶ディスプレイがオススメです。

※有機ELディスプレイは画面焼けが起きる可能性があります。(動画の場合は、問題ありません。)

 

■鮮やかさ重視

有機ELディスプレイは、高コントラストで映像が精彩です。屋内向きです。

 

 

~まとめ~

サイネージディスプレイには、配信内容、屋内・屋外など使用用途により、どのディスプレイが適しているのかを選定することが必要です。

Worker’s TVではお客様所有のサイネージに配信システムやコンテンツを追加できる、独立型のシステムを採用しています。

お客様でサイネージをご用意される際に、検討してみてはいかがでしょうか。

ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

最後まで読んで下さり有難うございました。

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